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青き日々

流浪 2

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タクシーで三十分ほど十七号を走ると、和也の寝泊りする店の寮である。

寮といっても小さなマンションの一室で、マンションまるごとが勤め先の会社の所有物だった。

勤め先はそこのテナントのひとつで、他にもニ三件の店が並んでいる。

マンションの一階の、寮として振り分けられてる部屋のひとつに和也は入ってゆく。


本棚ひとつとベッドだけの殺風景な和也の部屋には、テレビがない。

人嫌いな和也にとってテレビの中の話声ですら、いらだちを伴うからだった。

冷え切ったベッドに転がり込み、傍らの文庫本を手に取りおもむろに続きを読み始じめる。

和也は週末や休日は外にも出ず、もっぱら読書などですごす事が多い。

…明日は久しぶりに街まで出ようかな?

と、和也はふと思った。

起き上がり冷蔵庫から缶ビールを取り出すと、寝転びながら飲み始める。

飲みながらの読書のせいか、いつしか眠りに和也は落ちていった。


翌日喉の渇きとともに起きだした和也は、軽くシャワーを浴びてファミレスに向かっていく。

店の営業日ならば寮の食事が出るのだが、休日は管理人の都合で食事はない。

寮に住む独身社員は自炊や外食で休みの食事をまかなっている。

寮費もそれに合わせて割引との事だが、和也は計算などする気も面倒で計算もしたことがなかった。

色々とぼんやり考えつつ、和也はファミレスの自動ドアをくぐってゆく。


「いらっしゃいませー、ようこそ」

二年ほど通いなれたファミレスなのだが、この挨拶にはいつもどきりとする。

カウンター席の片隅に座って、いつものランチを注文した。

カウンターの片隅は和也の特等席だった。

いつも同じ曜日同じ時間にランチを取る自分のことを、店員がちらちらと見てる気がしていた。

自意識過剰なのかもしれないが、来るたびに和也はそんな気がしてしょうがなかった。

料理を平らげて一服する間、新しい本が出てる頃だと思い後で書店に行こうと和也は考えた。

ファミレスを出ていったん寮の部屋に戻り、そして地下鉄の駅へと向かう。

和也の好む大型の書店は、歩いてゆける近所にはなかったからだ。

人も人ごみも嫌いな和也だったが、場末なこの地では地下鉄は割と空いていて気楽に乗れる。目的の書店は二駅ほど先である。

駅に到着しホームに下り裏通りへと向かう。

遠回りなのだが人通りが少なく、裏通りを通れば落ち着いて歩いてゆけるからだった。

さらに細い路地にと曲がると、書店の入り口のかどに出た。店内に入り奥の階段を上がると、和也の好きなSFのコーナーだ。大勢の客がいる割にはここの場所は静かで、独特な新書の香りに満ちている。

そして和也はゆっくりといつも通りに、お気に入りの作家の新刊を探し始めるのであった。






<いらん解説>

勤め先は 高島平の団地にあって 地下鉄しか通ってなかった

給料は のむうつかうに 全て費やしてて 車さえなかったw


当然彼女もなし もともと 口下手で人嫌いだったから


隣のビルには ロイヤルホスト ちょっと歩けばデニーズなんかもあって

外食ばかり

当時は 自炊なんてしなくて この何年かあと川崎の店に転勤になってから

料理をはじめた 周りの影響もあって


休日は 本当に書店周りばかりで

空いてる時間は 読書

部屋の中は 書籍と雑誌が溢れてて

殺風景ではなかったかなw
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